弓道の弓の持ち運び方
弓道の弓は、車や公共の交通機関(電車・バス・タクシー・飛行機など)や徒歩で運ぶことになります。
弓道の弓は七尺三寸(約221㎝)になりますので、注意をして持ち運ぶ必要があります。
それぞれの弓の持ち運び方について書きました。
弓道の弓を自転車で
弓道の弓のような長い荷物を自転車で運ぶことは条例違反となる可能性が高いです。
東京都では自転車の前後30cm以上のはみ出し、高さ2m以上の荷物の積載は禁じられています。
仮にでも、長い荷物を自転車で運ぶときは、荷物は自転車に固定するべきで、手に持って運転するのは大変危険です。
僕は傘が前輪にからまって激しく転倒したことがあります。
自転車で長い荷物を運ぶときは、荷物をひもやビニールテープなどで自転車にくくりつけて運転しましょう。
自転車にくくりつける場所としては、フレームの前輪の支柱からサドルの下まで水平にくくりつける方法と、フレームの前輪部分(フロントフォーク)に縦にくくりつける方法があります。
水平にしてつける場合は前後のはみだしに注意して走行しなければいけません。
縦につける場合は上へのはみだしが木の枝とか屋根とかにひっかかることに注意して走行しなければいけません。
弓道の弓は徒歩で
弓道の弓は徒歩で縦に持って運ぶのが安心です。
弓道場が交通の便がよくないところに弓を運ぶ場合、時間をかけて歩いて運んだり、タクシーに乗って運んだりするのがいいです。
よく通う弓道場なら、弓道場に弓を置かせてもらったり、弓道場備え付けの弓を借りて引く(所属団体の許可が必要)方法もあります。
別の弓と使い分けるいうことになります。
借り物の弓だと、共用して引くことになりますが、ねらいの高さとか覚えて引くのに慣れておけばふつうに引くことはできます。
大会の会場など、たまに行くような弓道場であれば、徒歩かタクシーで普段使いの弓を運ぶことになるでしょう。
宅配便はおすすめしない
宅配便で弓を運ぶ方法もありますが、料金がかかります。
弓道の弓は長いので、割増の料金になります。
飛脚ラージ便で5〜7千円以上はかかります。
弓の売買で宅配便を利用するならいいのですが、梱包に時間がかかりますし、大切な弓を業者にまかせるのもどうかと思いますので、宅配便よりも自分で運ぶ方がいいと思います。
弓道の弓を電車で
弓を電車で運ぶことも多いと思いますが、混雑している車両を避けましょう。
混雑している中で弓を持っていると、周りの人に気を遣わせるばかりか、乗降の際に弓が引っかかって弓に不具合が出る可能性も無いわけではないからです。
電車ではドア付近に乗るのがスムーズに降りられていいです。
弓は車両の出入り口より長いので、弓を斜めにして乗り降りします。
新幹線に乗って移動する場合は窓際の座席指定にして、肘掛けなどに弓をくくりつけるのがいいかと思います。
その際に、弓がはみ出た座席の人に了承を得る必要があります。
車両の後方であれば、弓を立てかけられるスペースがある車両もあるようです。
弓道の弓を飛行機で
遠いところに遠征するときなど、飛行機で弓を運ぶこともあると思います。
飛行機の貨物室に預けることになります。
貨物室に弓のような長い荷物も乗るようですが、事前に航空会社の人に聞いておくのが良いです。
他の荷物との兼ね合いもあるので、当日は早めに預けに行くのが良いみたいです。
免責の書類にサインをして、航空機の担当の人に預けます。
弓道の弓は車で
車は弓のような長い荷物を自由に持ち運びできるので便利です。
弓は車の前列後列にまたがって、真ん中部分に置きます。
シフトレバー操作など運転の妨げにならないように注意しましょう。
たいていの車には弓が乗せられますが(4人乗りの軽自動車も大丈夫です)、2人乗りの車など弓が乗せられない車もありますのでチェックは必要です。
車の中に弓を置きっぱなしになる場合は、夏は車内が暑くなって弓に良くないので気を付けましょう。
バスを利用する場合はバスの出口付近に乗車すれば、慌てずにスムーズに降りられますので良いと思います。
まとめ
弓道の弓を自転車で運ぶことは条例違反になります。
弓は車での持ち運びが便利ですが、他に公共の交通機関を使ったり徒歩での持ち運びになります。
弓は細長いものなので、持ち運びには充分に気を付けましょう。
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