弓道の初心者も自宅で練習を

弓道のすすめ

弓道の自宅での練習

弓と矢を持っていても、自宅だと的に向かって引くことは出来ませんよね。

そんな時に自宅で弓道を練習する方法を紹介します。

徒手練習

射法八節を何も持たずに練習をします。

基本を覚えてしまったから大丈夫、と思いがちですが、意外と自宅練習に有効です。

初心者の頃は射法八節を身体で覚えるために徒手練習を繰り返して練習しました。

上達してからも、弓矢を持たない時の練習法として良いのです。

正しい射型で諸動作が出来ているかをチェックしながら練習することが大切です。

自宅でも練習することで、身体の動きや速さ、力のバランス等を身体に覚え込ませることが出来るのです。

ゴム弓で練習

初心者の頃に、射法八節を身に付けるのに、ゴム弓を使って練習をします。

このゴム弓を使って、自宅で練習をします。

ゴムという抵抗があることで、実際に弓を引いている感覚での練習が出来ます。

素引き

自宅に庭のある人、天井の高い場所のある人は素引きも有効だと思います。

実際に自分が引いている弓で素引きをすることで、弓を引き込んで身体を入れる練習になります。

私の自宅での練習法

私は自宅では、徒手練習と素引きをしています。

徒手練習なのですが、鏡の前(鏡を上座にして)で、矢を持って練習します。

実際に矢を持って、弓構えした所から打ち起こし、離れまで行います。

下にクッションを敷いておき、離れで矢が落ちるところまでやります。

鏡を見て行うというより、1動作毎に姿勢とか位置チェックをして修整するといった感じになります。

矢を持つのは、動作毎に矢を水平に保てているかとか、矢に無理な力がかからずに真っ直ぐ的に飛ぶバランスになっているかチェックするためです。

まとめ

弓は毎日引くものだと言われたりします。

確かに、何日か弓を引かないと感覚が鈍ったと感じたことがあります。

実際、学生であればテスト期間であったりとか、社会人であれば、仕事や子育てが忙しいとか、的前で弓が引けない時期が出てきます。

基本が身に付いていれば、ブランクがあったとしても復帰は早いです。

自宅練習をしていれば、更に早い復帰が可能になります。

正しい練習を習慣化することで早い上達がのぞめます。

自宅でも出来る自分なりの練習法を見つけて練習していくと良いと思います。

Takano

高校時代の弓道部から弓を始めました。
選抜県大会で16連中、団体3位に貢献。
明治神宮奉納全国弓道大会では3次予選で敗退。
弓道四段。現在も修練中。
母校の弓道部コーチ、市の連盟では初心者を指導。
アーチェリーの経験もあります。

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