弓道は中学生から始めても充分早い

弓道のすすめ

弓道は中学生から始めても充分早い

スポーツで活躍している人は小さい頃から始めていたなんていうことはよく聞く話です。

弓道に関しては中学生から始めても充分早いです。

部活動や地域の弓道団体で弓道を始めることになるからで、それは生涯スポーツという弓道の特徴でもあります。

弓道は中学生から始めても充分早い〜その理由

よく聞くような小さい頃から始めるようなスポーツは選手生命が短いものが多いです。

水泳とか体操競技とか、第一線で活躍していても20代くらいで競技から引退している人も多いでしょう。

シニア大会などで競技を続けている人もいますが、指導者となったり、他のことに挑戦するようになったりします。

それはスポーツとして最大のパフォーマンスを発揮できる年齢が若い時がピークになっているからです。

弓道は生涯スポーツです。

弓矢という年齢が関係なく出来るスポーツという性質的なものもあるでしょう。

段位別・称号者別で数射~20射での勝敗というルールの中で競われているところもあるでしょう。

中学生から90歳くらいの高齢者の方まで競技に参加しています。

アーチェリーも弓矢ですが、45歳くらいからはシニアの選手として競技に参加することになっています。

アーチェリーはアスリート的な要素が強い競技になっているからでしょう。

現役で活躍する選手は競技で弓道の倍以上の矢を放って勝敗を決めています。

体力や持久力も必要となるスポーツです。

弓道は中学生からでなくても大丈夫

弓道は大きな弓で身体全体で弓を引き込むので、身体が出来ていない幼少期に始めるのは良くないとされています。

学校でも中学校から、市区町村の弓道団体でも小学校高学年くらいからとなっています。

最年少では小学校一年生くらいでしょうか。

親の指導のもと、四半的弓道(弓道をもっとコンパクトにした競技)の弓を利用して弓道を始めたという話を聞いたことがあります。

しかし、競技参加や昇段審査など充分に活動できるのは中学生からでしょう。

また、部活動で仲間と一緒に弓を引くことでモチベーションにもつながるでしょう。

逆に、中年の世代から弓道を始める人もいます。

40代から始めて全日本選手権で優勝するまでになった方もいます。

多いのは、高校や大学から弓道を始めてそのまま続ける人就職や結婚や子育てなどで中断して落ち着いた頃に再開する人中年の世代の初心者教室から弓道を始める人などです。

弓道部に入るため学校を選んだり環境の良いところに就職したりすることはありますが、プロサッカー選手などのように競技に専念するため進学を諦めたり留学したりする必要もありません

ライフスタイルに合わせて弓を続ける機会を持てるのが弓道の嬉しいところです。

弓道で目指すもの

弓道はまずは競技者として技を磨いていきます

学生弓道などは競技で活躍することが良いとされますので、競技者として技術を追求していきます。

高段者になっていくと指導者であり競技者として進んでいきます。

的中だけではなく射の品格も求められる一般弓道がこれにあたるのかもしれません。

称号者として最高の範士になると競技者としては引退し、弓道の模範となるべく精進を続けていきます。

競技者として活躍出来る選手生命が数十年ととても長いのが弓道なのです。

弓道は中学生から始めても充分早い〜まとめ

弓道は選手生命が長いので中学生から始めても充分早いです。

弓道は競技者から始まり指導者として射品・射格を求めていき弓道の象徴となるべく精進していきます。

ライフスタイルに合わせて細くても長く続けていくことで誰よりも上達できるでしょう。

Takano

高校時代の弓道部から弓を始めました。
選抜県大会で16連中、団体3位に貢献。
明治神宮奉納全国弓道大会では3次予選で敗退。
弓道四段。現在も修練中。
母校の弓道部コーチ、市の連盟では初心者を指導。
アーチェリーの経験もあります。

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