弓道を続けるには

弓道のすすめ

弓道を続けるには

弓道を続けるには、続けたいと思う気持ちが大切です。

なにごともそうですが、続けたいという意志を持っていないと、いつでもできるからいいやとなあなあになって、結局続かなくなってしまいます。

弓道は生涯スポーツの一つですので、やりたいと思えばいつでも弓を引くことができます。

ただ、弓道場に行けばいつでも弓を引けるわけではありません。

一般の弓道場は個人利用が可能ですが、何段以上とか利用制限がありますし、団体貸し切りとなっている場合は個人利用ができません。

弓道場が利用できないとき、忙しくて弓道場に行けないときなど、自宅で弓道のトレーニングをしましょう。

弓道のトレーニングとは徒手練習・ゴム弓・素引きなどです。

ちょっとずつでも毎日弓道のトレーニングを続けて、いつでも弓を引ける身体の状態に慣らしておくと、弓を引く感覚を忘れずに過ごすことができます。

目標を持つ

目標を持つことは大切です。

目標を達成しようと行動するからです。

なんとなく弓を引くのがおっくうだなというときもあります。

そんなときでも、目標があると気を引き締めて弓道場に向かおうとします。

僕は高校時代から弓を引いていますが、正直、10年以上も弓を引いていれば飽きもでてきます。

そういうときも、とりあえず機械的にでも弓を引いたり、トレーニングは続けています。

なぜかというと、やっぱり弓道で活躍したい、昇段したいという目標があるからです。

今は多くの人に弓道の楽しさを知ってもらうという目標もあります。

そうしているうちに、弓を引いていて、トレーニングを続けていて正解だったなと実感します。

小さな目標を持つことも大切です。

会を5秒持つようにするとか。

そこで小さな成功体験を積み重ねることで、大きな目標へのモチベーションへとつながっていきます。

弓道場に行けばいつでも弓を引けるわけではない

弓道は弓矢という飛び道具を使用していることで、その安全管理面においてだと思いますが、弓道場の個人使用に関して、初段以上使用可能とか制約があります。

その制約は各弓道場によって違いますので、制約をクリアする弓道場に行けば弓がいつでも引くことができます。

場所によっては四段以上利用可能とかいう制約の弓道場も存在します。

ただ、その段位を保有する人と一緒であれば個人利用可能というところも多いです。

弓道場にはだいたい一般の弓道団体が所属していて、ホーム道場のような形で利用されている場合が多いです。

その場合、団体貸切という形で予定が入っていて、利用されています。

弓道場を個人利用する場合は団体貸切のない時間帯に他の個人利用者と共有で、個人利用することになります。

弓道の道着と袴や弓道具を持っておく

一般の弓道場であれば、弓道の道着と袴と足袋の着用は必須になります。

自分で使用する弓道具は揃えておくといいでしょう。

弓道場に備え付けの弓道具は置いてありますが、それは弓道場を利用している弓道団体のものである場合が多いです。

時間あたり何百円とかで貸出しているところもありますが、それでも借り物ですと使い勝手が違いますので、自分の道具を持っておく方が絶対にいいと思います。

弓道の団体に入りましょう

学生であれば学校の弓道部や弓道のサークルに入りましょう。

社会人であれば一般の弓道団体である弓道連盟や弓道協会に入りましょう(学生でも可能)。

中には社会人の有志が集まった弓道サークルもありますが、少数のようです。

初心者であれば部活やサークル、一般の弓道教室から始めることになります。

無所属で弓道を続けることも可能ですが、個人で続けていても限界がありますので、どこかのタイミングで弓道の団体に入りましょう。

所属する団体によって練習の頻度が違ったりします。

部活動であれぱ週に3〜5日とか。

一般の弓道団体なら月に1、2回の行事への参加を含めての週に1日以上とか。

弓道の団体に入れば、射会や大会とか講習会などの行事に参加することが可能です。

これも弓道を続けるモチベーションにつながります。

射会や大会で活躍するとか、昇段審査で何段とか称号を目指すとか、具体的な目標ができますので励みになります。

何より、一緒に弓道を志す弓友ができますので、これも大きなモチベーションにつながります。

初心者教室などで弓道の初心者を教えることになれば、弓道を教え技術や知識を再確認するのと同時に、弓道を習おうという初々しい気持ちをもらうことができます。

弓を引けない時期もある

弓道は生涯スポーツだということで、選手生命にするとかなり長いのですが、人生にはとても忙しい時期が必ずあります。

学生であれば実習とか受験勉強の時期とか、社会人てあれぱ、仕事が多忙な時期とか、あと、子育てや介護などでとても忙しいという時期があります。

弓道はプロというものがないので、何歳のピークまでにがむしゃらに結果を残してというものがなく、ライフスタイルを優先できる、スポーツであり武道でもあります。

実際、子育てで10年以上弓を引いていなかった人が再開するとか、仕事が忙しかった人が定年を期に何十年ぶりに再開するとか、そういう人を何人も見ています。

学生時代に弓道部をすぐ辞めたのに定年近くで再開して称号者になっている方もいます。

中には何十年もずっと弓を引き続けている人もいますが。

弓が引けない間はトレーニングをしておけば、身体が感覚を忘れないので、いつでもすぐに再開が可能です。

そういう素晴らしいスポーツである弓道をぜひ続けていって欲しいと思います。

まとめ

弓道を続けるには、続けたいという意志を持つことが大切です。

弓道を続ける上での目標も持ちましょう。

そして弓道の道着と袴や弓道具一式そして弓道の段位を持っていると良いでしょう。

弓道の団体に加入することでモチベーションが上がります。

弓道はずっと続けることができる生涯スポーツです。

Takano

高校時代の弓道部から弓を始めました。
選抜県大会で16連中、団体3位に貢献。
明治神宮奉納全国弓道大会では3次予選で敗退。
弓道四段。現在も修練中。
母校の弓道部コーチ、市の連盟では初心者を指導。
アーチェリーの経験もあります。

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